社会人3年目ブログ

関東圏大学院卒。理系。「魔法にかけられて」と「プラダを着た悪魔」と「マイインターン」が好き。社会人3年目技術職。社会人2年目に彼の転勤を機に結婚、現在絶賛別居婚中!

大学院の選び方

【他大学へ進学したいあなたへ】

こんにちは。24歳女です。

 

大学院に入ってからというもの、研究室と家との往復で運動不足な私は先日ヨガマットを購入しました。夜ご飯を食べたあとはずっとマットの上にいます。

そしてこの本、おすすめです。まだ開脚ベターーまでいかないけど気持ちいいです。

 

さて、本題です。私の実体験を踏まえて、特に他大学への大学院選びに迷っている方に向けて書こうと思います。私は4年間過ごした大学とは異なる大学に進学しました。大学院に進学するのか就職するのかといった選択は、人生の中でも大きいイベントなのではないでしょうか。ここから書くことはあくまで個人の意見ですが、参考までに。

 

 

 

なぜ他大学の大学院に進学するのか

そもそもなぜ大学院に進学したいか考えたことはありますか?私は結果的に学部で4年間過ごした大学とは違う大学へ進学したため、たくさん考えました。大学院に進学する人の中には何も考えず、みんなが院に行くから我も、って人、多いと思います。実際、今の研究室をみても就職する人の方が少なくて、就職する人の方が大きな意思決定を働かせているという印象です。

私が他大学の院に進学しようと思ったきっかけは、ある人(50歳男性)に「二年間くらい好きなところに住んでみればいい。この先の長い人生で自分で住みたいところに住めることはほとんどないよ。」と言われたことです。長い人生だし、それもそうか、、人生の先輩が言うんだし、、と思い、よし、自分の住みたいところ、もしくは憧れていた大学に進学しようと決めました。その後も色々考えましたが、まとめると

  • 大学受験で夢見た憧れの大学に通ってみたかった
  • 2年くらい自分の知らない土地に住んでみたかった
  • 学部時代に所属していた大学では、研究室の人数は4~5人、院生はほとんどいない
  • 一方他大学には、研究室の人数が何十人で、院生はもちろん、博士課程(修士後期)の学生も留学生もいるという多様性に富んだ刺激的な環境がある
  • 親の許し
  • この先どうせ働かなくてはいけないのだから、2年くらい仕事以外の経験をしてみたい

といった感じでしょうか。一つ断っておくと、研究室の人数の良し悪しは個人の好みです。人数が多いと、それだけいろんな人がいて、切磋琢磨しあえると思いきや、先生との距離が大きく思ったように研究が進まないなんてこともあります。

ここからは結果論ですが、他大学に進学したことによって東京が近くなり、就活はものすごくしやすかったです。あと旧帝なんかだとやはりたくさんの企業からの大学推薦枠がもらえるようで、、そういったメリットも考えられますかね。あとは研究職につきたい場合は、必ずと言っていいほど院卒でないととってもらえません。将来メーカーで研究職がいいといった方には学歴、といった面で院進学をお勧めします。

また、勉強するのに遅すぎることってないと思います。院に進学して、ドクターの先輩や頭のきれる同期や後輩と出会うと、もっと勉強したいってなります。留学生と出会って英語が話せるようになりたいとか。せっかく院にきたし何かしなきゃという思いもありますが、他大学の院に進学するというのは環境が変わって刺激がいっぱいです。楽しいですよ。最初はちょっと大変ですけど(笑)違う研究室に進学することによって、その研究室の特徴(良い点悪い点)がすごくよくわかります。

 

、、、思ったより長々と書いてしまいました。。

進学先の決め方&研究室訪問

私が今の研究室に出会ったのはずばり、前にいた研究室の教授に今の担当教授を紹介してもらったからです。いや普通ね、自分のところに進学して手伝ってほしいでしょうからこれは珍しいと思います。普通の教授は「他の院に進学したいです~♪」なんて言ったら機嫌が悪くなりその後に響くので、簡単に言わないようにしましょう。クリアしなければならない課題は3つ。

  • 今の研究室の担当教員ときちんと相談しうまくやる
  • いきたい研究室を探し(私はHPで調べました)その先生にアポを取って面談する
  • 受験

私は主に先生とのコミュニケーションが大事だったと思います。もちろん受験である程度の学力は必要ですが、何よりも相手の研究室の先生が受け入れてくれる体制にあるのかということは非常に重要です。受け入れ人数は何人程度なのか、入れる可能性はあるのか、他大学から進学してきた人はいるのか等々。また、同じ分野の先生はだいたい顔見知りである可能性が高いです。であればなおさら先生同士が知り合いということを考慮して、今の担当教員にも話をしましょう。後になって先生同士の話の中で自分の学生が他大学を受けると知ったら先生が憤怒されてもおかしくないでしょう。気をつけましょう。研究者の世界は意外とつながっています。

これは進学した後ですが、修士論文を書くにあたっても担当教員が大事です。自分と合う先生なのか、話が通じる先生なのか会って確かめておくことは必要です。外面がいい先生もいますから、その先生の学生とも話が出来れば、研究室の雰囲気がおおよそわかるのではないでしょうか(これはおすすめ)。2年間、先生が原因で苦しむ人は多くいます。中には鬱になってしまう人もいますし、気をつけましょう。

私の場合は、この大学行きたいな~~HPポチ→私の分野はここら辺の名前の研究科でしょ~~ポチ→先生方の名前と研究室名が出てくる→ホームページみてよさげだったらメールを打つ

って感じでした。メールを打ってみるともう院生受け入れられませんとかも言われましたし、相手の反応によって少しは様子が伺えます。でも普通は、その先生が書いた論文とかを読んで面白い!いきたい!がいいんだと思いますね。精力的に研究活動に励まれているかどうかも出された論文を読んでみるとわかりますし、その数も見てみるといいと思います。が、時間かかりますね。訪問しちゃった方が早いです。

訪問時期ですが、私は3年生の終わりの3月に行きました。GWでも遅くはないと思いますね。出来たら平日が学生もいて良いと思います。8月9月が院試なので、逆算して、かつ余裕をもって、且つ先生が忙しくない時期、と考えると、講義が始まる前の3月初旬がベストではないかと思います。つまりその前にはアポをとらないといけないということです。早めの行動が吉。

 

他大学に進学したデメリット

他大学に進学することでメリットばかりではありません。上の記事はどちらかというとメリットばかり書いたので、デメリットも書いておこうと思います。

  • 研究室以外の友達は作りづらい
  • 他大学からの進学が多くないと、出来上がっているグループに後から頑張って入らないといけないあの感じ
  • 研究が一からスタートになり同期からの遅れが気になる
  • 基本さみしい

こんなところでしょうか。やはり4月5月は大変でした、というか孤独でした。研究室の同期で女さんがいなかったので、同期が紹介してくれました。今ではその子と仲良くしてもらっているので同期に感謝ですが、そういうの以外だとほとんどいないですね、、自分次第とは思いますが、学部時代と比べると明らかに付き合う人数が減りました。行き詰った時に苦しくなるので、人間関係の輪を広げておくことは重要だと思います。

また研究面ではやはり同期との差が気になりました。私は1からスタートなのに比べて、同期は積み上げてきたものがあるのです。学会参加や、論文投稿など差があるな~と劣等感じゃないですけど、そんなものを感じてましたね。(実際はいくらでも挽回できますし焦ることはないです。逆に他大からきた私の方が危機感からくるやる気で進捗度合は早いですね)

また学部時代の友達が恋しい時も多々ありますね。サークル友達はみんな同じ大学の院に進んでいたので少し寂しいですね。ま、イベントには参加していますし、連絡もとっているので、さみしくは、、、ないんだ!ゔぇーーん

 

まとめ

私は他大学院に進学して本当に良かった。自分の世界が凄く広がったと思う。成長して変化しているのも実感できる。

何をするにも自分次第、考え方次第です。後悔のない選択をしてください。応援しています!